2026年8月29日・30日|フェニーチェ堺
京都、21年ぶりの代表
— 2026年関西大会を記録から読む
中学A・高校Aとも28団体が演奏した今年の関西大会は、記録の上で節目の年になった。 高校Aの代表を大阪勢が独占する時代が14大会で終わり、 1万6千件余りの収録記録で初めての「審査対象外」も出た。 当サイトが収録する2001年からの記録と突き合わせて、今年の大会を読む。
大阪の独占が、14大会で終わった
高校Aの全国大会代表は3枠。2011年から2025年まで、この3枠はすべて大阪の学校だった。 2020年の中止を挟んで14大会。他府県の学校が最後に代表になったのは2010年の奈良勢で、 京都勢に限れば2005年の洛南高等学校までさかのぼる。
その独占を破ったのが京都両洋高等学校。 京都勢として21年ぶりの代表であり、同校にとっては当サイトの収録範囲(2001年以降の25大会)で 初めての代表になる。関西大会の金賞は2024年・2025年に続く3年目で、3年かけて壁を越えた形だ。
常連は揺らがない
残る2枠は大阪勢が守った。大阪桐蔭高等学校は 2021年から6大会連続、通算17回目の代表。関西大会の金賞は通算19回になる。近畿大学附属高等学校は2024年から3大会連続、 通算5回目の代表。金賞15回の実績に対して代表は5回で、 この大会の3枠がどれだけ狭い門かを示す数字でもある。
金賞と代表のあいだ
その狭さを最もよく物語るのは選外の側の記録だ。明浄学院高等学校の関西大会金賞は通算22回。 収録している25大会のほとんどで金賞という、この部門の最多記録である。 それでも代表は2023年を最後に、今年で3大会続けて選外となった。
滝川第二高等学校の記録はさらに際立つ。 2015年以降、開催された11大会すべてで金賞。通算15回の金賞を持ちながら、 収録範囲では代表に一度も選ばれていない。 2021年から5大会連続で代表だった東海大学付属大阪仰星高等学校も、 今年は金賞ながら選外に回った。
初めての「審査対象外」
18番で演奏した兵庫県立加古川東高等学校は、 タイムオーバーにより審査対象外となった。演奏時間の超過で賞の審査から外れる規定によるもので、 当サイトが収録する1万6千件余りの演奏記録の中で、この扱いは初めてになる。
中学Aは、常連と新顔が半々
中学Aの代表4枠は、加古川市立中部・浜の宮中学校(兵庫)、豊中市立第十一中学校(大阪)、生駒市立生駒中学校(奈良)、大阪市立堀江中学校(大阪)。
生駒は通算9回目の代表で、2019年以降は収録がある大会のすべてで代表に入り続けている。 豊中第十一は2019年以来7年ぶり6回目。堀江は2021年以降、出場した5大会すべてで金賞を重ねた末の、 初めての代表だ。加古川中部・浜の宮は2024年から3大会連続、3回目になる。 兵庫勢は収録がある15大会すべてで代表枠を確保しており、この部門の軸であり続けている。
次は浜松
全国大会(アクトシティ浜松)は、中学の部が10月31日、高等学校の部が11月1日。 関西代表7団体の結果が出れば、このサイトにも記録として積まれる。 出演順と演奏時刻は全国大会2026の出演順ページにまとめ、 大学・職場一般を含む12団体の顔ぶれは関西代表12団体の出演順と見どころで読める。
数字はすべて当サイトの収録記録(高校Aは2001〜2026年の25大会。2020年は中止)の集計による。 中学Aは2007・2009・2011年と2013年以降の収録で、2008・2010・2012・2016年は未収録のため、 連続に関する記述は「収録がある大会」の範囲で数えている。 出典は各年の連盟の公式発表(2025年の中学A・大学は情報提供による記録で、公式発表との照合前)。 2026年9月9日時点。